マキヒロチ『スケッチー』1〜4巻

スケボーにハマっていく主に20代〜30代の女性たちの群像劇。

ある日突然スケボーに目覚めた女性がとてつもない才能を持っていて大会に出て……みたいな派手さと真逆にある作品。

基本的な技を少しずつ習得したり、同時期に始めた友人と比べていつまでも上達しない自分に苛々したり、たまたま知り合った仲間にスケボーのテクニックを教えてもらうが特段の深い関係にはならなかったりと、なかなかリアルな感じ。

けっこう面白いんだけど、群像劇というのもあり、どこに着地させるのかは全く見えない。