以前の感想でも書いたが「令和版ラブコメ」という形容が凄く似合う。展開が早く、明らかにお互いのことを好きなのに「鈍感さ」全開で、誤解とすれ違いで成り立っているラブコメではない。お互いのことをわかっていて、わかろうとしていて、でも自分のこともわかっているから前に進めない。そしてコメディの要素もありながら、肝心なところで「ギャグ」や「ラッキースケベ」で逃げない。
最高だろ。
昔のラブコメももちろん面白さがあったけれど、本作を読んで明らかに「あ、アップデートされたな」と思った。
ウェブでも見ているが、毎回楽しみで仕方がない。