絹田村子『数字であそぼ。』5〜7巻

吉田大学(京都の一流大という設定なので京大か?)を舞台に、一度見たものを簡単に記憶できる秀才であるがゆえに簡単に京大まで入学したものの、大学数学に鼻っ柱をへし折られて2年間休学し、復学したけど何だかんだでよくわからない数学とこれからも付き合っていかざるを得ない――という巻き込まれ型の数学コメディ。

主人公は、とにかく数学がわからないし、嫌いだし、大変なのだが、何だかんだで数学のことしか考えていないということもあって、数学専攻になり、さらには(就職したくないので)大学院入試に臨み、受かってしまうという。この辺は(深くは語りませんが)すごく親近感があるなー。