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全14話。
本作は「コンフィデンスマン(信用詐欺師)」を描いたアニメーションである。最近フジテレビは『コンフィデンスマンJP』が映画含めて人気だし、わたしも好きだが、同じ脚本家が本作の脚本を務めているそうだ。『コンフィデンスマンJP』に比べると、舞台もワールドワイドになり、良い意味でアニメならではの荒唐無稽なハッタリがある。痛快だ。
元々は、ネットサーフィンをしていてたまたま本作のことを知り、OP曲をルパン×カウボーイビバップな雰囲気だと聞いて興味を抱いたのがきっかけだ。ビバップはわたしのバイブルだからね。
そしてOP曲とティザーPVを観て……納得。これは確かにルパン×カウボーイビバップだ。くっそワクワクする。
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わたしは俄然興味を持ち、ネトフリでイッキ見した次第。
なお本作は、6月までネトフリで先行配信して、今はフジテレビの+Ultra枠で放送中。こういうスキームもあるんだな。
もうひとつ、本作の独特の世界観を形成する背景にも言及しておきたい。
何ともこう、わたせせいぞう的な雰囲気。わたせせいぞうを知っている人は80年代的な薄っぺらくてキラキラして、でもどこか懐かしさを覚える「レトロフューチャー」なイメージを想起するのではないだろうか。2020年ではこんなコンフィデンスマンが活躍する余地はほとんど無い気もするけれど、70年代や80年代なら何とか起こり得たのではないかと思わせてくれる。でも登場人物はスマホなんかも使っちゃって。まさにレトロフューチャー。
わたせせいぞうを知らないような若者は、どう感じるんだろうな。
いずれにせよ絶品アニメである。