竹内友『ボールルームへようこそ』1巻

ボールルームへようこそ(1) (月刊少年マガジンコミックス)

ボールルームへようこそ(1) (月刊少年マガジンコミックス)

これも昨日と同様、ジョージ朝倉『ダンス・ダンス・ダンスール』を読んで購入したダンス漫画。

本作を読んで気づいたが、『ダンス・ダンス・ダンスール』も『背すじをピン!と』も、本作『ボールルームへようこそ』にちょっと食われている感があるなあ。食われているというのは語弊があるか。『ダンス・ダンス・ダンスール』も『背すじをピン!と』も、単品で読むと凄く面白いし、ダンスの魅力たっぷりで、わたしもすっかり気に入ってしまった。しかし、2011年から連載されている本作と作品の構造がよく似てしまっている。ごく普通の生活を送ってきた(特別でない)主人公が、一目見て(女々しいと目されている)ダンスの魅力にハマり、偏見など気にせずダンスにのめり込む……という。

男性主人公だと、こうならざるを得ないのかな。

それぞれ面白いので、連載が続くにつれて、3つの作品の個性がそれぞれ際立っていくと良いのだが。