インキュベ日記

書評3200冊・漫画評6000冊・DVD評600枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

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安宅和人『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』

シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)作者:安宅和人発売日: 2020/02/20メディア: 単行本ざっくり整理すると、前半は日本はいかに駄目であるかをデータを示して突きつけるパート。そして「いやいや日本にも希望…

NHKスペシャル取材班『やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実』

6.2やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実作者:NHKスペシャル取材班発売日: 2015/11/20メディア: Kindle版本書は腸内フローラを世に広めた2015年の番組『腸内フローラ 解明! 脅威の細菌パワー』の取材班が、最新の研究成果をわかりやすく…

堀江貴文『東京改造計画』

東京改造計画 (NewsPicks Book)作者:堀江貴文発売日: 2020/05/29メディア: Kindle版 はじめに ホリエモンは(まだ宣言したわけではないが)都知事選に出ると言われており、その彼が出した東京都をより良くするための提言が本書である。彼が選挙に出るなら、…

ピープルフォーカス・コンサルティング『グローバル組織開発ハンドブック』

グローバル組織開発ハンドブック作者:ピープルフォーカスコンサルティング発売日: 2016/11/18メディア: 単行本グローバル組織開発に必要な5つの視点として「チーム」「ダイバーシティ」「バリューズ」「チェンジ」「リーダーシップ」があり、このそれぞれに…

佐藤文弘『チェンジマネジメント 組織と人材を変える企業変革プログラム』

チェンジマネジメント ― 組織と人材を変える企業変革プログラム作者:佐藤文弘発売日: 2015/09/04メディア: Kindle版著者は、企業変革は「何をやるか」の時代から、「どうやるか」の時代、「スピード」の時代と来て、今は「定着化」の時代、言い換えれば実行…

ジャルヴァース・R・ブッシュ+ロバート・J・マーシャク『対話型組織開発』

対話型組織開発――その理論的系譜と実践発売日: 2018/07/04メディア: 単行本(ソフトカバー)翻訳者は中村和彦で、先日読んだ『入門 組織開発』の著者でもある。『入門 組織開発』と本書で、少なくとも一般ピープルに対しては、組織開発の第一人者であるとい…

田中雅子『経営理念浸透のメカニズム』

経営理念浸透のメカニズム作者:田中 雅子発売日: 2016/09/24メディア: 単行本必要に迫られて購入。クレド経営なんて言葉が数十年前に流行ったのだが、今も昔も理念経営・バリュー経営・ミッション経営・価値観経営などと言葉を変え、しかし実態はそんなに変…

ぎょらい『【就活生必読】現役総合商社マンが総合商社の業界研究やってみた』

【就活生必読】現役総合商社マンが総合商社の業界研究やってみた作者:ぎょらい発売日: 2020/01/01メディア: Kindle版Amazonでインディーズ出版した本は大抵Kindle Unlimitedになるのだろうか。インディーズ出版本には糞味噌な品質も多いし、電子書籍という形…

有限会社人事・労務『小さな会社の働き方改革対応版 就業規則が自分でできる本』

今から間に合う! 小さな会社の働き方改革対応版 就業規則が自分でできる本作者:有限会社 人事・労務発売日: 2019/06/03メディア: 単行本本書の発売は2019年6月。ホットトピックの法律はすぐに変わるから、この手の本は本来、出たらすぐ買って、かつすぐ読ま…

村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』

猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book)作者:村上 春樹発売日: 2020/04/23メディア: Kindle版子供の頃に父親と海岸に猫を棄てにいったという印象的なエピソードが冒頭で語られるが、捨てた猫は、村上春樹が自宅に戻ったときには既に家にいるという衝…

中村和彦『入門 組織開発』

入門 組織開発 活き活きと働ける職場をつくる (光文社新書)作者:中村 和彦発売日: 2015/05/19メディア: 新書組織開発という言葉や概念は、かなりふわっとしている。だから本書のような組織開発の入門書が必要とされているし、これまでも色々な人が色々な解釈…

赤塚不二夫『ニャロメのおもしろ将棋入門』

ニャロメのおもしろ将棋入門作者:赤塚 不二夫メディア: 単行本元々は小学生の頃、父親に買ってもらった本。小中学生の頃はめちゃくちゃ読み返していたのだが、わたしは生来、モノの管理や整理が苦手なので、どこかのタイミングで紛失してしまった。先日(コ…

菅浩江『不見の月 博物館惑星Ⅱ』

不見【みず】の月 博物館惑星2作者:菅 浩江発売日: 2019/04/18メディア: 単行本タイトルは「不見(みず)の月」と読む。博物館惑星Ⅱという副題がついているように、本書は『永遠の森 博物館惑星』という20回は読み返した極私的な大傑作SFの続編である。incu…

波頭亮『論理的思考のコアスキル』

論理的思考のコアスキル (ちくま新書)作者:亮, 波頭発売日: 2019/04/05メディア: 新書文字通り、論理的思考について解説した本。構成は以下のとおり。本当はもっと細かいのだが、わたしが気になって後で見返したいと思う箇所を中心に深掘りした。 論理的思考…

平安リコ『えっ私が外国人に英語でコーチング?』

えっ私が外国人に英語でコーチング?!作者:平安 リコ発売日: 2020/02/29メディア: Kindle版コーチングで用いる会話の技法を英会話に用いることで、外国人との会話が長く続くようにしましょうという本。正直わたしは「外国人との会話」を長く続けるというレ…

岸野道子『心理的安全なチームって、どうやってつくるの?』

心理的安全なチームって、どうやってつくるの?作者:岸野道子発売日: 2019/12/26メディア: Kindle版昨日・一昨日と「チーム」をテーマとした本を読んだが、これも同じである。チームパフォーマンスに「心理的安全性」が重要だという示唆自体、Googleの手柄で…

ピョートル・フェリクス・グジバチ『世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』

世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法作者:ピョートル・フェリクス・グジバチ発売日: 2018/08/20メディア: 単行本元Google社員。「はじめに」で日本のことを書いていたから「日本特別編集なのかな」と思っていたのだが…

桑原晃弥『グーグルに学ぶ最強のチーム力』

グーグルに学ぶ最強のチーム力 成果を上げ続ける5つの法則作者:桑原 晃弥発売日: 2019/05/28メディア: 単行本Googleが「チーム」をテーマに研究・調査を進めた結果(プロジェクト・アリストテレス)、その結果チームのパフォーマンスを最大化させるために特…

永野裕之『数学図鑑 〜やりなおしの高校数学〜』

数学図鑑: やりなおしの高校数学作者:裕之, 永野,ジーグレイプ発売日: 2018/01/16メディア: 単行本わたしは正直、中学までの数学はきちんと学んだが、高校数学は(早々に私立文系受験に舵を切ったことも的を絞ったこともあって)ほぼ学んだ記憶がない。とい…

伴名練『なめらかな世界と、その敵』

なめらかな世界と、その敵作者:伴名 練発売日: 2019/08/20メディア: 単行本著者はホラー・SF界隈の作家らしい。デビューから約10年が経っているが、書籍としては『少女禁区』に続いて本作が2作目である。兼業作家なのかな。ブログやネットニュースで絶賛され…

榊巻亮『世界で一番やさしい資料作りの教科書』

世界で一番やさしい 資料作りの教科書作者:榊巻 亮発売日: 2019/12/05メディア: 単行本わたしはケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ(以下ケンブリッジ)というコンサルテイングファームのファンと言っても良い。この会社は、自分たちのノウハウを惜し…

坪谷邦生『人材マネジメントの壺 テーマ1. HRM:人材マネジメントとは何か一言でいえますか?』

人材マネジメントの壺 テーマ1.HRM: 人材マネジメントとは何か一言でいえますか? (壺中天)作者:坪谷邦生発売日: 2018/01/27メディア: Kindle版元リクルートマネジメントソリューションズの方。個人出版のような形でテーマ別の入門書を7冊も出しており、気に…

西成活裕+郷和貴『東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』

東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!作者:西成活裕出版社/メーカー: かんき出版発売日: 2019/01/25メディア: Kindle版友人にプレゼントされた本。1年ぐらい前に貰ったのだがしばらく積ん読していた。内容としては、中学数学を「数…

第一東京弁護士会 労働法制委員会『詳解 働き方改革関連法』

詳解 働き方改革関連法作者:第一東京弁護士会 労働法制委員会,安西 愈,峰 隆之,三上安雄,増田陳彦,倉重公太朗,荒川正嗣,奥川貴弥,緒方彰人,近衛 大,藤原宇基,吉永大樹,飯島 潤,山本光洋,大野孟彬,熊谷博幸,鈴木佑脩発売日: 2019/07/26メディア: 単行本本書の…

社労士業務戦略集団SK9『新しい労働時間管理 導入と運用の実務』

自社に最適な制度が見つかる 新しい労働時間管理 導入と運用の実務作者:社労士業務戦略集団SK9発売日: 2018/09/13メディア: 単行本(ソフトカバー)良くも悪くも教科書的。なんか15年前ぐらいに挑戦しようとして速攻挫折した、社労士の教科書に雰囲気が似て…

宇田川元一『他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論』

他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング)作者:宇田川 元一発売日: 2019/10/04メディア: 単行本 全体を通して 本屋で見つけて何となく買ったのだが、読み進めてすぐに衝撃を受けた。これは従来の組織論とは全く異なるもの…

バーナード・マー『データ・ドリブン人事戦略』

データ・ドリブン人事戦略 データ主導の人事機能を組織経営に活かす作者:バーナード・マー発売日: 2019/06/19メディア: 単行本もちろん、大きな潮流はよくわかる。KKD(勘・経験・度胸)ありきの人事が限界を迎えていることは事実であろう。しかし、色々と書…

尾崎将也『3年でプロになれる脚本術』

3年でプロになれる脚本術作者:将也, 尾崎発売日: 2016/11/29メディア: 単行本世の脚本に関する本はどれも正しいことが書かれているが、不満もあると著者は述べる。自転車の構造をいくら詳しく正確に説明したところで、そもそも自転車に乗るコツが書かれてい…

今野敏『清明 隠蔽捜査8』

清明: 隠蔽捜査8作者:今野 敏出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2020/01/20メディア: 単行本個人的に今ハマっている隠蔽捜査シリーズの第8弾。内容については以前書いたものを再掲。 本作はいわゆる警察小説である。なので事件が発生して解決する推理ドラマと…

米澤穂信『巴里マカロンの謎』

巴里マカロンの謎 (創元推理文庫)作者:米澤 穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2020/01/30メディア: 文庫〈小市民〉シリーズの11年ぶりの最新作。と言っても短編集だ。『春期限定いちごタルト事件』『夏期限定トロピカルパフェ事件』『秋期限定栗きん…