清水義範・西原理恵子『おもしろくても理科』

本書は「理科が嫌いな人に理科を好きになってもらおう」という意図のもと、清水義範が慣性の法則やら時間に関することやら脳のことやら単なる海の生物の観察記録やらを徒然に書き散らし、西原理恵子がやる気なさげな挿絵の漫画で茶々やツッコミを入れる、といった構成の本である。肝心の理科の説明が事実かどうか疑わしいのが痛いが、わりと面白いんじゃなかろうか。