ダン・ブラウン『天使と悪魔(上)』

天使と悪魔(上)

天使と悪魔(上)

宗教象徴学という聞き慣れない学問を研究している教授が、いきなりセルンという科学研究所の所長に呼び出される。というのも、有能な研究者が殺害されたのだが、「イルミナティ」という名の狂信的キリスト集団の焼き印が押されているからだ――というところから始まる小説。キリスト教やイタリア芸術は事実に基づいており、非常に知的興奮もある。必読。