- 作者: 山本英夫
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1998/06
- メディア: コミック
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ヤクザマンションに住む暴力団の中でも、とびきりの武闘派ヤクザとして知られる「安生組」だが、ある日、安生組の組長と金庫の金が忽然と姿を消す。女と逃げたのではという疑いも出るが、安生組きっての暴力ヤクザにしてマゾの、若頭(カシラ)の垣原は、組長(オヤジ)が組を裏切るはずがないと、全力で組長の行方を追う。しかし実は、組長は既に殺され、金庫の金は持ち逃げされている。そして犯人は、組を破門になったチンピラ5人組である。この5人組は、正体不明の「ジジイ」、謎の殺し屋「イチ」、格闘技もかじっていてマッチョな「昇」、中国人のスケコマシ「龍」、安生組を破門になったヘロイン中毒の「井上」と、どれもこれも一筋縄では行かないキャラクター。しかし最も一筋縄では行かないキャラクターは、断トツで、垣原。コイツはスゲー。
暴力たっぷりの危険な作品。