- 作者: 入不二基義
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/08/28
- メディア: Kindle版
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相対主義とは、絶対的なものではなく全てが相対的であるとみなす考え方……わたしはせいぜいその程度で考えていた。しかし著者は違う。ガチの哲学者だからガチの論考である。『あるようにあり、なるようになる 運命論の運命』と同じく、使われている言葉が難しいわけではないのだが、読んでいくと全然わからなくなる。
例えば第1章では、相対主義の考え方を「内在化」「複数化」「断絶性」「再帰性」「相対性と絶対性の反転」「非-知の次元」という6つの切り口で説明している。第1章から既にヤバかったが、第2章以降さらに難しくなる。
……チーン
ガチの哲学書は、今のわたしには無理かもしれない。
もっともっとじっくり何度も何度も読まなければ、真に理解することは出来まい。