梶尾真治『ゆきずりエマノン』

エマノンシリーズ第五弾だったが、第四弾になった。

どういうことだと思われるかもしれないが、経緯はこうだ。

元々『おもいでエマノン』『さすらいエマノン』『かりそめエマノン』『まろうどエマノン』『ゆきずりエマノン』と徳間デュアル文庫で続いてきたのだが、本シリーズが徳間デュアル文庫から新装版として徳間文庫にレーベル移籍することになり、その過程で『かりそめエマノン』が『まろうどエマノン』に収録されることになったのだ。だから今読める徳間文庫のラインナップでは、『おもいでエマノン』『さすらいエマノン』『まろうどエマノン』『ゆきずりエマノン』というシリーズ順になっているため、本作は元々第五弾だったが、第四弾になったのだ。

ふざけんな。わかりづらすぎる。久々にエマノンシリーズを読むに当たって過去の感想を見直した結果、なぜ『ゆきずりエマノン』が第五弾じゃないのかが全然わからず、30分ぐらいアタフタしてたわ。

内容?

内容は安定した面白さなので言うことはない。エマノン最高。