「社内システムの管理」という仕事は、アプリ開発プログラマーやITコンサルに比べると地味な職種である。しかし当然ながら重要だ。社内の数百人・数千人・数万人の社員プラスその数倍の関係者の環境を整備していると考えるならば、社内システムの管理担当のケイパビリティは、スーパーエンジニアやスーパー営業マンが5人や10人よりもはるかに強いインパクトを持つ……という可能性すらあるんだけど、実際のところ、軽視されがちなんだよねー。
本作は、大手企業の社内システムをワンオペするというアリエナイ超能力を持っておきながら解雇された女性社員が、「真のプログラマー塾」という怪しげなビジネスの起業に参画して、夜のエンジニアの悩みを解決するという物語。
タイトルといい基本設定といい、正直なろう系っぽさがあるんだが、これが流行りなんだろうな。
中身はくっそ面白い。
3巻も絶対買う。