病理医というマイナーなジャンルの医療漫画。
この漫画を読むと、涙が出る。ドバッとね。
悲しいからでも、患者に同情しているからでもない。
ただただ、奮い立たされる。勇気づけられる。
自分は世の中の大きな流れの中で、何かしら価値を出していくことができる、出すべきだ、そう思うのである。
23〜25巻は、JS1という本作を代表する抗がん剤が登場する。承認に向けたあれやこれやを縦糸に、そして希少癌の2人の若者や、対象的な2人の看護師の葛藤を横糸にして、もう読んでいて脱水症状になるんじゃないかってぐらい目元ビショビショですわ。
この漫画、最強すぎるわ。