星新一『ショートショートの広場』

ショートショートの広場 (講談社文庫)

要は素人が投稿したSFショートショートの作品集だが、選ばれたら全国の何十万人という人に読んでもらえる上、星新一が選評をつけてくれる。しかも『ショートショートの広場2』からは点数までつけてくれる。プロに見てもらえるという感覚が刺激になるのか、なかなかレベルが高く、読んでいて面白い。これはシリーズ物で、1979年から（おそらく）現在まで続いている。現在は星新一が亡くなったので、阿刀田高が編者になっている模様。まだ2冊目までしか持っていないが、いずれ全てを集めてみたいなあと思わせるシリーズだ。