佐藤雅彦・竹中平蔵『経済ってそういうことだったのか会議』

佐藤雅彦(だんご3兄弟やらポリンキーやらの生みの親)と経済学の竹中平蔵の対談なのだが、キャッチーかつポイントを押さえた説明で、なかなか面白い。貨幣の役割を「牛乳瓶のフタ」で説明した導入部分などは傑作だと思う。対談は(焦点がぼやけやすいという問題もあるにせよ)基本的に俺は好きである。本書も内容がすんなり頭に入るし、経済がより身近でリアルなものに感じられてくると思う。