- 作者: 高橋慶太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/19
- メディア: コミック
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そう聞くと『ブラック・ラグーン』を想起させるが、うーんどうだろう、本作の登場人物は、暴力自体が楽しくてたまらないイカレ女という感じがする。もちろんイカレ具合では『ブラック・ラグーン』の登場人物たちも十分な訳だが、あれは生きるために暴力を振るっているのである。その証拠に、頭が沸騰して暴力を振るうために生きているようなアウトサイダー(双子)は『ブラック・ラグーン』のロアナプラの街では危険視され、排斥された。しかし本作の登場人物は、みんながみんな、『ブラック・ラグーン』で言う双子のような存在ばかりに見える。そのことが話を面白くするのか、薄っぺらい暴力漫画になるのかは……もう少し読まないとわからないなあ。