天野しゅにんた『私の世界を構成する塵のような何か。』1巻

いわゆる百合漫画。
百合漫画を描く人って絵が巧いなあと思って最近ちょいちょい買ってみたのだが、うーん、なかなかピンと来るものがない。面白いのは面白いと思うんだけど、女同士の恋愛ということが「まずありき」なので、読んでいてやや飽きる。とはいえセクシャルマイノリティの自己正当化みたいな文脈もあまり見られないので、そうした深刻さもない。不思議なジャンルだなあ。