中河伸俊+渡辺克典『触発するゴフマン やりとりの秩序の社会学』

触発するゴフマン―やりとりの秩序の社会学

触発するゴフマン―やりとりの秩序の社会学

一昨日の『ゴフマン世界の再構成 共在の技法と秩序』は、アーヴィング・ゴッフマン(アーヴィング・ゴフマン)の理論的枠組みを解明しようとした本で、昨日の『アーヴィング・ゴッフマン』はゴッフマンその人に着目した本である。そして本書は、それら2冊を意識しながらも、ゴッフマンを「使う」ために編集した本とのことである。
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正直に言って、本書を読んでゴッフマンを「使える」ようになるかどうかはよくわからない。しかしゴッフマンの社会学に光を当てようという狙い自体は大いに共感した。