ドゥーガル・ディクソン『新恐竜』

新恐竜

新恐竜

『フューチャー・イズ・ワイルド』で一世を風靡した著者の本。「もし6500年前、恐竜が絶滅しなかったら?」という仮定から出発した、現代に闊歩する「進化し続けた恐竜」を紹介したシミュレーションである。
著者は生物学の素養があるとのことで、以前に読んだ『フューチャー・イズ・ワイルド』や『アフター・マン』と同様、本書も単なる想像力だけでもって書かれているわけではなく、生物学や地質学といった学問をベースに想像力を働かせている。
挿絵も豊富で、楽しく読める。気分転換には最適!