武本糸会+はやみねかおる『ぼくと未来屋の夏』1巻

ぼくと未来屋の夏(1) (シリウスKC)

ぼくと未来屋の夏(1) (シリウスKC)

小学6年生の主人公・風太が、100円を払うと「未来」を教えてくれる「未来屋」なる怪しげな兄ちゃんと出会い、地元で伝えられるミステリーチックな現象を共に解き明かそうとする――というアウトライン。原作者(はやみねかおる)は児童文学界では有名らしいが、なるほど、確かに児童文学らしく、ご近所のミニマムな事件を使ってうまく物語を盛り上げている。児童文学も悪くないなあ。