『ケイゾク』1巻

ケイゾク(1) [DVD]

ケイゾク(1) [DVD]

東大卒キャリアで捜査一課弐係新人・柴田純(中谷美紀)と、元公安の叩き上げ・真山徹(渡部篤郎)が難事件を解決していく刑事ドラマ。タイトルの「ケイゾク」とは「現在も鋭意“継続”捜査中である」という意味であるが、要は迷宮入りしてしまった事件のこと。迷宮入りの事件や持ち込まれた事件を一話完結モノだが、初回から伏線を少しずつ散りばめていき、シリーズ後半からは続きモノの話が展開される。
DVD第1巻には以下のエピソードを収録している。

第1話「死者からの電話」
第2話「氷の死刑台」

シリーズを通して言えることだが、とにかく目に付くのは、随所にマニアックな笑いが散りばめられている点と、ラストの何とも言えない後味の悪さ。お仕着せのハッピーエンドが用意されるわけではなく、事件を解決はしたけれど……と言った終わり方になる。