安藤慈朗＋かとりまさる『しおんの王』3巻

しおんの王（3） (アフタヌーンKC)

将棋とサスペンスが両方楽しめる漫画。主役級の3人の少女も良いが、サブキャラクターも魅力たっぷり。
主人公（紫音）は両親を殺害されており、現在は隣に住んでいた棋士の安岡信次・安岡幸子（幸子は紫音が通っていたピアノ教室の先生でもある）が引き取って育てている。いわば赤の他人なのだが、この2人は本当の娘同様に育てているのである。この巻での携帯電話のエピソード、これがまたジーンと来る。