高橋ツトム『爆音列島』3巻

爆音列島(3) (アフタヌーンKC)

爆音列島(3) (アフタヌーンKC)

中学校内での喫煙がきっかけで転校した少年(加勢高志・タカシ)が、転校先の仲間と共に暴走族「ZEROS(ゼロス)」に身を投じる――というアウトライン。著者の自伝的な作品で、1980年代の東京・品川区を舞台としている。
この頃はまだまだ下っ端として大規模な暴走族の抗争に参加するわけだが、いやー、主人公が下っ端だからこそ、この頃の暴走族の怖さというかアウトローな危なさがビンビン感じられる。そりゃ角材で殴られたら暴走族のトップもぶっ倒れるよな。
そして主人公には早くも次の彼女が!