植芝理一『夢使い』4巻

夢使い(4) (アフタヌーンKC)

夢使い(4) (アフタヌーンKC)

4巻から6巻までは、本当の人間ではなく、超常の力で人間的に振る舞えるようになる「ガラクタ」でできた少女を中心に動く「鉱物の聖母」編を収録。こうした「モノ」的な愛というのは、まさにフェティシズムの一環というか。
もちろん作品の中での少女は、人間的な感情を持っていて、決して「モノ」ではないのだけれど、こういう発想ができること自体、改めて考えると凄い。