石川雅之『もやしもん』8巻

もやしもん(8) (イブニングKC)

もやしもん(8) (イブニングKC)

作者曰く「農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語」とのことだが、要は、肉眼で菌が見えるという特殊能力を持った主人公とその仲間たちによる、ほのぼの農大ライフを描いた漫画。
8巻は「地ビール」がモチーフ。俺はあまり酒を飲めないので、ビールの味の違いなんてよくわからないのだが、この巻でもビールにまつわる「うんちく」がたくさん語られている。そして後半では、畜産の「牛まつり」と共催で、「全国の地ビール蔵のご協力を得た大試飲会」を行っている。祭り好きの大学らしく、「オクトーバーフェスト」と題して大いに盛り上がっている。楽しそうだなあ。
ところで、ノイタミナという深夜アニメ枠で放送していた『もやしもん』の実写版をチェックしてみたが、予想以上にイマイチだったな。とにかく表情が大げさすぎて、入り込めない。漫画を「リアル」に実写化すると、ああなるんだろうな。