中村考宏『「骨盤おこし」で身体が目覚める 1日3分、驚異の「割り」メソッド』

「骨盤おこし」で身体が目覚める 1日3分、驚異の「割り」メソッド

「骨盤おこし」で身体が目覚める 1日3分、驚異の「割り」メソッド

過剰なストレッチや筋トレに警鐘を鳴らし、骨盤を立てることで健康を手に入れようという本。
筋肉を伸ばすストレッチは筋肉の張りを奪うため、かえって怪我を助長するそうだ。同様に筋骨隆々とした肉体も良くない。ポイントは、骨盤を起こすことで間接の稼動域を上げることにあるそうだ。そうすれば筋肉のストレッチをしていなくとも、開脚や、開脚からの180度回転もできるようになるそうだ。
ただし実際に写真の通りにやってみたが、全くできない。骨盤を立てるという感覚がそもそもあまりわからないんだよな。以前から「フレックスクッション」という骨盤を立てるための椅子というかクッションは持っていて、これに座ると確かに「骨盤が起きた」という感じがして腰が楽になるから、普段の俺の骨盤が後傾していることは、よくわかる。ただしどうすれば立っているときやあぐらをかいているときに骨盤を前傾させるのかが、よくわからない。
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これは身体感覚をまだ掴んでいないということだから、時間をかけて実践するしかないだろうなあ。
なお、力士がよくやる柔軟は「股割り」という名の通り、股関節を割る(股関節の稼動域を広げている)のであり、あれは柔軟ストレッチではないとのこと。柔軟としてやってしまうと、あれは「股裂き」になるそうだ。