古賀史健『取材・執筆・推敲――書く人の教科書』

タイトルと「100年後にも残る『文章本の決定版』を作りました。」という帯のコメントを読んで衝動的に購入。

けれどいざ読んでみるとちょっと違うんだよなあ。「文章本の決定版」というコメントからは教科書のようなイメージだが、これは著者の仕事への考え方やスタンスみたいなものをあくまで主観的に語った本である。これが良いという人もいるのだろうが、わたしはライターが学んでいる客観的な文章術や推敲術を知りたかったので、かなり落胆した。

Amazonのレビューでの評価は総じて高いので、これがハマる人もまあ一定数いるのだろう。