雑誌の紹介
定期購読中の「本の要約雑誌」で、毎月10冊の要約(新刊8冊・ロングセラー2冊)と、6冊のプチ要約(One-Point Review)が載っている。
掲載された本の一覧
今月の10冊は以下:
- 危機の地政学 感染爆発、気候変動、テクノロジーの脅威 (日本経済新聞出版)
- 最新 戦略の地政学 専制主義VS民主主義
- 円安と補助金で自壊する日本
- 死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~ (光文社新書)
- 揺れる大地を賢く生きる 京大地球科学教授の最終講義 (角川新書)
- デザイン思考 マインドセット+スキルセット (日本経済新聞出版)
- キャリアをつくる独学力―プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント
- 最強リーダーの「話す力」誰から見てもリーダーらしく見える「話し方」の秘密
- 世界から戦争がなくならない本当の理由 (祥伝社新書)
- 研究不正 - 科学者の捏造、改竄、盗用 (中公新書)
巻末のOne-Point Reviewの6冊は以下:
- 成功する人の仕事のやり方 英国の超一流コーチが教えるすべての仕事に使える「5つの原則」
- 自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング
- やさしくて強い社長になるための教科書――やさしいだけだと会社は潰れる。厳しいだけでも会社は伸びない
- Net Positive ネットポジティブ 「与える>奪う」で地球に貢献する会社
- ベンチャーキャピタル全史
- メタ産業革命 メタバース×デジタルツインでビジネスが変わる
野口悠紀雄『円安と補助金で自壊する日本』
これらの中で最も気になったのは、やはり円安問題だろう。一昔前は散々円高を恐れていたし、また円高の弊害がさんざん取り沙汰されていた。それもあってか日銀はひたすら今も円高を恐れ、円安にこだわっているように見える。わたしは正直マクロ経済には知見も関心もないのだが、人並み程度には「落ち着いてくれよな」って思いがある。