須藤真澄『長い長いさんぽ』

長い長いさんぽ (ビームコミックス)

長い長いさんぽ (ビームコミックス)

猫マンガというか、エッセイ漫画というか。

作者夫婦の、一匹の老猫との別れを描いた漫画である。

なんというか、もうね、涙なしでは読めない。

犬や猫というのは、どうしても人間よりも寿命が短いから、こういう別れは起きてしまう。しかし別れが悲しいから飼うべきではないとか、別れが悲しいからそれまでの楽しかった日々が消えてなくなるかと問われると、決してそんなことはないだろう。

わたしも独身で、何かこういうのを読むと色々と考えさせられるなあ。