徳弘正也『亭主元気で犬がいい』全8巻

恋愛には疎いが頭のキレた大学教授が、「殺人犯の妹」として不遇な仕打ちを受ける女と結婚する。しかし被害者遺族の逆恨みによって大学教授は殺されてしまい、たまたま近くにいた犬に意識が乗り移る……という設定。あまり頭の良くないヒロインと、大学教授の乗り移った犬が、探偵事務所で事件を解決するという推理モノである。

この人の過激な下ネタはもはや伝統芸の域に達しており、「ないと物足りない」ほどである。めっちゃ面白かったんだが、やや打ち切り気味に終わってしまうんだよなあ……。