- 作者: 太陽まりい
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: Kindle版
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1巻は面白く、2巻はつまらなく、3巻は少し持ち直したと思ったが、4巻でやはりつまらないと思ってしまった。あまりにも主人公の先生がKYなのだが、この手の「主人公が鈍感であるが故に成立するラブコメ」というのは既に手法としてやり尽くされている。思春期の「お互いを十分に意識しているが、意地を張っているが故に相手への思いが抑え込まれてしまったが故の鈍感さ」ならまだ見ていられるが、主人公は高校の先生だからね。先生が、JKからのアプローチにドギマギしたり、本気の思いにドキッとしたり悩んだりするというのなら、まだわかる。でも「良い年こいた大人の病的な鈍感さ」になると正直もう見てられない。それに結局、能動的にも受動的にも何の魅力も出していない主人公の下に、理由はわからない(もしくは大した理由ではない)が可愛い女の子が一人二人と好きオーラを発しながら寄ってくる、つまりこれはハーレム漫画に過ぎないのだなと。
2巻から微妙だなーと思いつつ買い続けたが、5巻はないかな。