双龍『間違った子を魔法少女にしてしまった』1〜10巻

最近お気に入りの双龍先生の主著。

マスコットキャラ的な生物が、美少女を魔法少女にして世界を救うべく戦う……というのは、どういう経緯かわからないが昔からよく使われるテンプレートである。ストレートに楽しむ作品もあれば、『魔法少女まどか マギカ』のように「そう来ましたか……」と変化球で来るものもある。本作はその意味ではかなりの変化球と言って良いだろう。何しろ主人公の魔法少女が元から強すぎて、魔法少女に変身しなくともモンスターを拳ひとつでブッ倒せてしまうのである。

超絶画力でエロもあり暴力もあり、笑いもあり、最近はシリアス成分も増えてきて……と、一粒で幾つもの美味しさを楽しめる漫画だ。

続きが待ち切れない。(また言ってる)