岡田淳司『双生遊戯』1巻

伝統を重んじる「ツムギ」のコトワリを掲げる琳(黒髪の方)と、挑戦と革新を良しとする「カイカ」のコトワリを掲げる塁(白髪の方)。ヤクザの組長の息子である2人は、美形で強くてカリスマ性もあるんだが、お互いの考え方が違いすぎて、お互いに惹かれ合いながらも、アイデンティティ的にどうしてもお互いを認められないという微妙な間柄。ついには跡継ぎを巡って組を割って戦うことに。

組長は合理主義の塊なので、どちらか片方の息子を後継ぎとして選んだら、もう片方の息子は消してしまうつもりらしい。その選定を任された腹心の部下は、ほぼ親代わりの立場で二人を育ててきたため自分ではとても選べない。よって、かえってフラットに選定できるだろうと、組に入ったばかりの若造にその大役を任せる。とても逃げられる雰囲気ではないので渋々その役目を請け負ったその若造は、琳と塁それぞれに会いに行くが、両者から「相手は組で禁止されているクスリのしのぎをやっているから証拠を探せ」と言われる――というプロローグ。

わたしは初めて知った漫画家なのだが、劇画調の美麗な絵柄で、Amazonではかなりレビュースコアが高かった。実は人気なのかな。

とりあえず2巻も読んでみようと思う。