組長は合理主義の塊なので、どちらか片方の息子を後継ぎとして選んだら、もう片方の息子は消してしまうつもりらしい。その選定を任された腹心の部下は、ほぼ親代わりの立場で二人を育ててきたため自分ではとても選べない。よって、かえってフラットに選定できるだろうと、組に入ったばかりの若造にその大役を任せる。とても逃げられる雰囲気ではないので渋々その役目を請け負ったその若造は、琳と塁それぞれに会いに行くが、両者から「相手は組で禁止されているクスリのしのぎをやっているから証拠を探せ」と言われる――というプロローグ。
わたしは初めて知った漫画家なのだが、劇画調の美麗な絵柄で、Amazonではかなりレビュースコアが高かった。実は人気なのかな。
とりあえず2巻も読んでみようと思う。