大石まさる『うみそらかぜに花』1〜2巻

SF漫画といえば大石まさると言って良いぐらい、大石まさるはSF漫画を描き続けている。

しかし彼の作風はハードSFというわけではなく、日常や人の気持ちと地続きのSFを好んで描いており、別にSFじゃないと駄目という作家ではないと思う。

本作は久々の非SF漫画だが、うん、大石まさるの良さが凄く出ている。

わちゃわちゃした整理し切れない思春期の感情、友達同士の何ということのない会話や表情、ミョーに生活感のある家の中などなど、見ていてめっちゃハマる。

面白いなぁ。

大推薦!