御影雫+HAYADAI『落ちこぼれ国を出る ~実は世界で4人目の付与術師だった件について~』1〜6巻

なんか最近、付与術師がどうのっていう設定のなろう系漫画が多いなぁ。

バフやデバフというのは、ゲームやなろう系に親しみがないとわからないかもしれないが、要するにバフ=強化、デバフ=弱化である。身体強化、武器強化、スキル強化、魔法強化など強化にも色々あるし、相手の攻撃力を下げる、素早さを下げる、視界を遮って注意力を下げるなどなどバフ・デバフともに色々な見せ方があるけれど、とりあえずバフ=強化、デバフ=弱化と覚えておけば問題ない。

で、本作も付与術師という地味な職業だがめちゃくちゃ有能といういつもの展開である。

面白いんだが、この手のテンプレ展開は何なんだろうな。細々とした世界観や設定を説明されるのは凄く退屈で、さっさと本編を読みたい/読ませたいから、この手のテンプレ展開が流行っているとは聞いたことがあるのだが、実際そういうことなのかな。