インキュベ日記

書評3100冊・漫画評5700冊・DVD評500枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

菅原晃『高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学』

高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

高校の授業で学ぶレベルの知識を基に経済学を解説した本。
コンセプトの通り、用語は高校レベル。
語り口も易しい。
新聞記事なども多く引用されており、経済を身近に捉えてもらおうという意図も感じる。
しかし問題もある。
肝心の「内容」が、難解なのである。率直に言って、私はあまり理解できなかった。世の高校生の大半も、私同様に理解できないであろう。Amazonにアクセスすると、結構な数のレビューがついているが、その感想を要約すると「難しすぎる」になる。
語り口と表面的な用語を平易にするだけでは「優れた入門書」としての地位を確立することはできない。