太陽まりい『ギャルごはん』1巻

ギャルごはん 1 (ヤングアニマルコミックス)

ギャルごはん 1 (ヤングアニマルコミックス)

色黒ギャルが、若手教師が設立した料理部でごはんを作るという、まあそれだけの話というか。

面白い要素ゼロなんだけど、これがまた意外に面白い。

ギャルの力なのかなー。

ゆうきまさみ『白暮のクロニクル』11巻

白暮のクロニクル(11) (ビッグコミックス)

白暮のクロニクル(11) (ビッグコミックス)

完結。

綺麗にまとまったと見るべきか、どことなく消化不良感を残して終わったと見るべきか……。

パトレイバーやじゃじゃグルやバーディーのように、「終わった!」「終わったぁ〜」と悲喜こもごもの感情が押し寄せてくるものがなかった。まあこんなもんかという感じで。

次回作に期待ってことなのかなあ。

須藤真澄『どこか遠くの話をしよう』上巻

どこか遠くの話をしよう 上 (ビームコミックス)

どこか遠くの話をしよう 上 (ビームコミックス)

すごくビームらしいというか。

アックスやガロほどマニアックではないものの、どこかマイナー感の漂う作風。

面白いんだけど、さてどんな下巻になるのかなーという感じ。

火事屋『わたしと先生の幻獣診療録』1巻

わたしと先生の幻獣診療録 1 (月刊コミックガーデン)

わたしと先生の幻獣診療録 1 (月刊コミックガーデン)

魔法と科学が両立する世界。そして誰でも使える科学の勃興によりファンタジーが消え失せつつある世界。そこで診療所を開いている青年と助手の少女の物語……って感じだろうか。サラマンダーだのユニコーンだのといった幻獣が傷ついたり病気をしたりして、まあ幻獣というぐらいだから治療法もよくわからず四苦八苦しながら頑張って助けようとする、そんなストーリー。世界観というかマクロな設定を色々と詰め込みすぎている気もするが、わりに面白い。

kashmir『ぱらのま』1巻

ぱらのま 1 (楽園コミックス)

ぱらのま 1 (楽園コミックス)

鉄道女子を主人公とした鉄道漫画。

鉄道の魅力をガンガン語るわけではなく、この人なりにじんわりと楽しんでいる様を眺めながら、鉄道良いかもねと思うのが正しい使用法。もちろん既に鉄道オタクの人は別の楽しみ方があるかもしれませんが。

イチヒ『おとなのほうかご』1巻

おとなのほうかご1 (MFC)

おとなのほうかご1 (MFC)

表紙は酒飲み女子なので、最近流行りの「食」漫画かと思いきや、そういうわけでもない。

地味なんだけどビミョーにスパイスの効いた笑いというか。

2巻も読もうと思う。

白井カイウ『約束のネバーランド』4〜5巻

今、週刊少年ジャンプの中でもアツい漫画のひとつ。

親を知らず、孤児院で生まれ育ってはいるものの、豊かな自然、優しいシスター、何不自由ない衣食住、しっかりとした学習環境。そこで暮らす子供たちは何不自由ない生活を送って幸せだった。しかし実はその世界そのものが偽りに満ちたものであり、人間は「鬼」と呼ばれる存在に飼育される状態だった、そして自分もいずれ出荷されて食べられてしまうのだ、という事実を子供たちは知ってしまう。しかも、どうやら世界そのものが「鬼」に支配されているようで、孤児院から脱出したところで安住の地があるかどうかはわからない状況。ただし、人間そのものが絶滅したわけでもないようで、子供たちは意を決して脱獄の計画を立てる……というプロローグ。

今後どうなるか、良くも悪くも先が見えない状況で、非常にハラハラする。

早く続きが読みたいなー。

荒川弘『銀の匙』14巻

銀の匙 Silver Spoon(14) (少年サンデーコミックス)

銀の匙 Silver Spoon(14) (少年サンデーコミックス)

農業高校を舞台とした青春漫画。

最初は正直つまんねーなーと思っていたのだが、6巻ぐらいから急に面白くなり、そして13巻ぐらいからは作中の時間の流れがモーレツに早くなり、あれもう完結かなと思ったら今度は作者の家族が大病を患ったとかで執筆ペースがモーレツに遅くなって……と、なかなか数奇な運命を辿っている漫画である。14巻で終わるのかなと思っていたが、どうやら終わらなかった。相変わらず面白いのは面白いのだが、物語としては完全に風呂敷を畳みに行っている状態であり、そうならあまり長引かせずスッと終わらせて良いのではないかと思う。15巻でスッキリ終わってほしいなあ。

西山優里子『ジャポニカの歩き方』2〜7巻

昔1巻だけ買って、そのまま続きを買うのを忘れていた漫画。
incubator.hatenablog.com

外交官みたいな立場で海外で働く青年の漫画というので、ありそうでないというか。

やや唐突に終わった気もするが、十分に楽しめた。

ソウマトウ『ギリギリアウト』1〜5巻

ギリギリアウト (1) (電撃コミックスNEXT)

ギリギリアウト (1) (電撃コミックスNEXT)

緊張するとお漏らししてしまう女子高生(?)が、毎回毎回緊張してお漏らしを我慢し、その結果おしっこを漏らしたり漏らさなかったりする、その恥ずかしがる様をフェチ心丸出しで楽しむという漫画。

……ギリギリどころか完全にアウトな漫画ですね、ええ。

Amazonでの評判が良いのと、Amazonさんにリコメンドされたので買ってみたが、わたしもついにこのような漫画をリコメンドされるようになったかと感慨深いものがあった。

その意味ではただでさえ(ある意味では)エロ本よりも恥ずかしい本なのだが、いざ読んでみた結果けっこう面白く、二度おいしい、いや二度恥ずかしい思いに浸ることができた。ただし展開はやや一本調子というかマンネリ気味というか。楽しめたのは事実なのだが、5巻も続ける必要があったかどうか。6巻はどうしよう。

余談

『ギリギリアウト』でAmazon検索すると、『はじめてのおもらしガイド』『うれしょん!』『失禁少女の基礎知識2』といったとんでもない作品が紹介されてきて驚愕。闇度の高いジャンルだなあ。

はじめてのおもらしガイド おとなの教科書シリーズ (一迅社ブックスDF)

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うれしょん! (1) (ニチブンコミックス)

うれしょん! (1) (ニチブンコミックス)

失禁少女の基礎知識2 (SANWA MOOK ライト・マニアック・テキストシリーズ 5)

失禁少女の基礎知識2 (SANWA MOOK ライト・マニアック・テキストシリーズ 5)

  • 作者: 五代暁子,らする,三上ミカ,五十嵐電マ,ぶるまほげろー,星乃だーつ
  • 出版社/メーカー: 三和出版
  • 発売日: 2014/02/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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シネクドキ『エルフさんは痩せられない。』1巻

エルフさんは痩せられない。 1巻 (ガムコミックスプラス)

エルフさんは痩せられない。 1巻 (ガムコミックスプラス)

エルフだのダークエルフだの人狼だのといったファンタジー世界の住人と何故か知り合い、その人たちのダイエット問題や肩凝り問題を解決してあげるマッサージ師の物語……という何とも表現のしようのない設定。でも何も考えずにふんわり楽しむには面白い作品だと思います、ええ。良い感じに腹肉が乗っかっており、作者の絶妙なるフェチ心を味わうことも可能。

花見沢Q太郎『花見沢Q太郎短編集 変態兄と中2の妹』

花見沢Q太郎短編集 変態兄と中2の妹 (アクションコミックス)

花見沢Q太郎短編集 変態兄と中2の妹 (アクションコミックス)

タイトルだけで変態臭が漂うが、うん、実際に変態漫画です。

でもギャグテイストに仕上がっていて、(一応)不快な感じではない。

この人はけっこう長く活動しているよなあ。

永椎晃平『星野、目をつぶって。』6〜7巻

星野、目をつぶって。(6) (週刊少年マガジンコミックス)

星野、目をつぶって。(6) (週刊少年マガジンコミックス)

星野、目をつぶって。(7) (週刊少年マガジンコミックス)

星野、目をつぶって。(7) (週刊少年マガジンコミックス)

非リア充の少年と、素晴らしいメイク技術でリア充になった少女(しかし不器用で自分ではメイクできないので、少年がメイクしている)を中心としたラブコメ。

非リア充と書いたが、けっこう色々な友達に恵まれて、モテ始めて、よく考えたらぜんぜん非リア充じゃないんだよね。でも本人はリア充ではないと思っている。こういうのは自分の感情の問題でもある。

めいびい『結婚指輪物語』5巻

結婚指輪物語 5巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

結婚指輪物語 5巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックス)

5人のお姫様と「重婚」して、結婚指輪のエネルギーでもって魔王を討ち滅ぼそうというファンタジー漫画。

最初は5人ってどうなんだと思ったが、画力・設定とも申し分なく、一目で「あーこの人ね」とわかる。

1巻に1人ずつお姫様と結婚するというバランスも非常に良く、これで準備は整ったという感じ。

問題は今後の展開だなー。まさかいきなり魔王と戦って6巻で終わらないよね? しかしダラダラとハーレム旅行を続けるというのもピンと来ない。ここで失速すると「壮大な出オチ漫画」との評価は必至なので、ぜひフックのある展開でもう少し続けてもらうことを期待。

竹内友『ボールルームへようこそ』9巻

ボールルームへようこそ(9) (月刊少年マガジンコミックス)

ボールルームへようこそ(9) (月刊少年マガジンコミックス)

個人的に最近注目しているダンス漫画なのだが、その中でも本作がダンス漫画の真骨頂というか、ラスボス格であろう。8巻が出た後かなり時間が経ったので、もう出ないのかなと諦めかけていたのだが、やっと9巻が登場。ちょっと作風が変わったというか、コメディテイストのアプローチが増えたように思うが、面白さは変わっていない。待たされたんだから、早く10巻も出してほしいものだ。