『AERA Mook 人類学がわかる。』

大学や大学院で勉強したいと思う人に「それぞれの学問がどのようなものか」「その学問の最先端はどのようなものか」を紹介してくれているのが本シリーズである。その方面に興味のある人が読んだら面白いと思う。人類学は高校から予備校にかけては俺の中で最も興味のある学問だったし、大学で学んだ社会学とも近接領域だったから、興味深く読ませてもらった。このシリーズは良くも悪くも「ごった煮」な印象は拭えないが、それで良いなら、(過度な期待をしない限り)それほど大きな不満を抱くこともないだろう。