高橋信+トレンド・プロ『マンガでわかる統計学』

マンガでわかる統計学

マンガでわかる統計学

前職の先輩に推薦されて読んでいたのだが、アップし忘れていた。会社の研修で統計学があるため、改めて読み直した次第。まあ「マンガでわかる」となっているが、メインはテキストなので、bookとして扱います。
内容は、女子高生の主人公が、父親の(マーケティングの仕事をしている)イケメンの部下に気に入られたくて「統計の勉強したい!」と父親に言ったところ、イケメンではなく、牛乳瓶の底のような分厚いメガネをかけた濃いキャラの部下が家庭教師につくことになる。だけど主人公は、いつかイケメンの部下に気に入られるため、まずはメガネの部下と一緒に統計の勉強を始めるのだった――というアウトライン。
まあ統計の入門書なのでストーリーなんてどうでも良いのだが、なかなかどうして、ストーリーも面白かったりする。それに会話部分とテキストの説明がわりと巧く繋がっていて、「漫画は漫画、説明は説明」にはなっておらず、漫画も素直に頭に入ってくる。それは学習漫画としてかなりの高ポイントである。肝心の統計の入門書としても、信頼する先輩が言うには「なかなか良い」そうだし、実際俺も優秀な入門書だと思う。わかりやすいし、とっつきやすい。オススメ。
続編も持っているので、近いうちに読む予定。