久納信之『強い会社はこうして作られる! ITIL実践の鉄則』

強い会社はこうして作られる! ITIL実践の鉄則

強い会社はこうして作られる! ITIL実践の鉄則

悪くはない。それなりにわかりやすい。しかしITILの解説書については、前にも書いたが、俺が手に取った本の中では黒崎寛之『要点解説 ITILがわかる』が最もわかりやすかった。
要点解説 ITILがわかる!
ところで(ITILの導入を行うことになった大企業の担当者やITILの導入コンサルティングを手がけるようになった方など)本当に深く学びたいという人であれば、ITILのフレームを作っている英国商務局(OGC : Office of Government Commerce)が出している『Service Support:サービスサポート(通称:青本)』と『Service Delivery:サービスデリバリ(通称:赤本)』の日本語版をitSMF Japanが出しているので、それらを読んでみるのも良いかもしれない。赤本と青本が、ITILの原典と言って良い。
ただし一般の書籍では売っていない上、15,000円もするお高い本である。それに、俺はジュンク堂でチェックしてみたのだが、淡々とし過ぎていて正直わかりにくく、あまり面白い本でもなかった。incubator.hatenablog.com