ジョージ朝倉『ピース オブ ケイク』4巻

ピースオブケイク 4 (4) (Feelコミックス)

ピースオブケイク 4 (4) (Feelコミックス)

ジョージ朝倉には珍しく20代半ばの女性の恋愛模様を描いた作品。
主人公・志乃が好きになったバイト先のヒゲの店長&隣人には、彼女がいたのだが、その彼女は姿を消してしまう。しかし彼女の書いた小説が本として出版され、劇中劇として4巻に挿入される。
田舎特有(ってわけでもないだろうが、田舎に多い)閉塞した人間関係に抑圧された感じがビンビン伝わってきて、劇中劇として扱うのがもったいない出来である。ジョージ朝倉は本当に何やっても凄い。