加護野忠男『組織認識論』

組織認識論―企業における創造と革新の研究

組織認識論―企業における創造と革新の研究

環境適応という視点をベースに、組織がの外界認識と組織変動のメカニズムを解明しようとした本。かなり抽象度が高く、正直に言うと正確に理解できているとは言いがたいのだが、本の整理をしている際に新版が出ていることを知り、良い機会なので未読部分に目を通し、読了扱いとすることにした。
けっこう前の本だが、抽象度の高い内容なので、20年や30年経ったところで内容が古びることはないだろう。ただし旧版は絶版のためプレミア化している上、新版が出ている今となってはプレミアム価格で旧版を購入する必要性は(一部の学者を除いて)ないと思われる。したがって興味のある方のために新版のリンクも紹介しておきたい。
新装版 組織認識論―企業における創造と革新の研究 (bibliotheque chikura)