赤名修+真刈信二『勇午 下北半島編』

勇午 下北半島編 (イブニングKC)

勇午 下北半島編 (イブニングKC)

功率97.4%を誇るフリーの交渉人・別府勇午による社会派ストーリー漫画。Wikipediaを読んでいて気づいたのだが、ほぼ全てのシリーズにおいて、交渉の過程で勇午が拷問を受ける羽目になる……という、なかなかアレな漫画でもある。
これまで勇午は海外を舞台にしていたが、ここからしばらくの間は日本編が続く。9.11のアメリカ同時多発テロおよびアルカイダ問題によって海外のシリアスな地域への取材が危険になり、国内での取材によってプロットを作ることにしたからだ……と以前どこかで読んだことがある。
今回の下北半島編は北朝鮮暴力団の財源がテーマ。北朝鮮からの亡命時に暴力団の財源となる覚せい剤を持ち込んでくるとか、ツアー客としてヒットマンを連れて来るとか、なるほどと唸らされるリアリティ。