谷川俊太郎+松本大洋『かないくん』

かないくん (ほぼにちの絵本)

かないくん (ほぼにちの絵本)

「詩人、谷川俊太郎が、一夜で綴り、 漫画家、松本大洋が、二年かけて描いた絵本」とのこと。
個人的に、絵本はあくまでも、子供が読めてナンボだと思っている。いくら芸術的でも深くても楽しくても、大人だけがそれを楽しめるなら、それはもう「絵本」ではない別の何かだ。これは絵本にとってのアイデンティティの問題だ!
……というほどの話ではないです笑
私が気になったのは、単に、この絵本を子供に読ませたら(あるいは読んでみたら)どんな反応をするだろう? ということ。死を扱っていながら重くはなり過ぎず、子供にとって深い印象を残す絵本になるのか、んーママ別のご本読んでーとなるのか。