境新一『アグリ・ベンチャー』

アグリ・ベンチャー

アグリ・ベンチャー

日本の農業は、日本の気候や地形の制約をモロに受けている点や経営体が分散している点などから、利益率・成長率が低い業界である。一方、それを逆手に取ってアグリ・ベンチャーとして高い利益や成長を果たしている企業もある。本書はそのための方法論や事例を紹介している。個人的に農業ビジネスは関心があるので、興味深く読んだ。

個人的には、今後、農家は、ニッチで高付加価値なものを作る「こだわり農家」しか生きられないんじゃないかなと思う。大量生産は農業法人がアグリテックを使って徹底的に効率化するから。