- 作者: 国枝昌樹
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: 単行本
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でもシリア問題については非常に詳しい。シリアの過去・現在・未来という時系列での分析、体制派と反体制派に分けての分析、宗教対立というテーマで第1章〜第3章を書いているが、よくもまあここまで複雑に対立できるなという思いがある。日本が何だかんだいって(アイヌなどを除けば概ね)単一民族で構成され、宗教問題も激しくないから、そう感じるだけかもしれない。しかし日本もダイバーシティが進むにつれて、民族問題や宗教問題が過激になっていく可能性はある。