ペーター・ヴォールレーベン『樹木たちの知られざる生活』

樹木たちの知られざる生活──森林管理官が聴いた森の声 (早川書房)

樹木たちの知られざる生活──森林管理官が聴いた森の声 (早川書房)

樹木には心があるというややトンデモ感のある主張なのだが、まあ著者的にはトンデモのつもりも異端のつもりもない。「事実あるんだから仕方ないだろう」という泰然とした感じである。正直どうなんだと思わないでもないが、まあこの手のスピリチュアルな論調に抵抗がなければ面白いのではないだろうか。