逢坂冬馬『同士少女よ、敵を撃て』

第二次世界大戦下のソ連を舞台に、対独戦争を女性狙撃手の立場から描いた作品、ということになるだろうか。

軍の中でも嫌われたり疎まれたりする狙撃手という立場、しかも女性兵士、司令官を含めて独立遊軍、という軍の中でもかなり傍流に属するあたり、まあ色々と難しい葛藤があるわけで、読んでいてその辺が痺れるというか。

これ新人なのか。凄いな。