庄司いずみ『やせぐせがつく野菜の常備菜』

先日、同じ著者の『やさいの常備薬』を読んで、非常に簡単なので、続編も買ってみた次第。

タイトルには「やせぐせ」とあるが、「やせぐせ」も何も、要するに糖質の少ない野菜を使うとか、乾物を上手く使うとか、豆やこんにゃくを上手く使うとか、その程度の話である。それに「やせる」と「やせぐせ」は微妙に違うわけで……とか考えると、タイトルと内容に本当に厳密な因果関係を検証したのかと問いたくなってくる。

正直、読んでみた内容は前作『やさいの常備菜』と大して変わらない。

わたしとしては同じものを求めて買ったので、個人的には満足しているのだが、この手のいかがわしいマジックワードを使うのは止めた方が良いとわたしは思う。