清涼院流水『きみと行く 満天の星の彼方へ』

きみと行く 満天の星の彼方へ

世にも珍しい、TOEICの勉強方法を学べる小説。

作者は元々ミステリやライトノベルの分野で活躍した作家だが、自身がTOEIC満点を獲得するぐらい英語の勉強に打ち込んだことをキッカケに、日本の小説の英訳や、英語勉強法に関する本を中心に書くようになった。本書も作者がこれまで述べてきた「TOEICをベースに英語の学習計画を組み立てる」という主張に全面的に沿った物語となっている。

小説自体は、正直取るに足らないというか、大したものではないのだが、読みやすいのは確か。